続!知っておいてほしい子供の歯科知識!

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

前回に引き続き

保護者の方に知っておいてほしい

子供の歯科知識についてのお話です。

 

 

⒊歯が中々生えかわらないけど大丈夫?

生え変わり時期について!

 

子供の歯から大人の歯に生え変わり始めるタイミングは

だいたい6歳頃からです。

 

上の歯は 6→1→2→4→5→3→7

下の歯は 1→6→2→3→4→5→7

と言われています。

 

最初に生えてくる6番目の歯(第一大臼歯)と

下の前歯は6~7歳頃に生えてきます。

 

そのあと側方歯群と呼ばれる3~5番目の歯は

約9~11歳の時に生えてきます。

 

最後に7番目の歯(第二大臼歯)が12歳頃に生えてきます。

 

大人の歯の生えるタイミングは

先に生えている子供の歯が

虫歯などで早く無くなってしまっていたり

逆に遅く残り過ぎてしまっていたりすると

上記のタイミングで生え変わりが

出来なくなってしまうこともあります。

 

子供によって生え変わりのタイミングは

1年程時差がある場合もありますが

もしかしたら上に挙げた理由などで

生え変わりが遅くなっている場合もあります。

 

そのような事がないように

定期的に検診を受けられることをお勧めします。

 

 

⒋子供の前歯の隙間があるけど大丈夫?

すきっ歯の行く末とは?

 

すきっ歯とは歯と歯の間に

隙間ができてしまっている歯並びのこと言います。

 

特に上の前歯2本の間に

隙間が空いてしまうことを正中離開と呼びます。

 

すきっ歯と言っても

それがすぐに異常ではない場合もあります。

 

上の3番目の歯(糸切り歯・犬歯)が生えてくるまでの

生え変わりの時期には歯の生え方から必然的に

上の前歯がすきっ歯になるタイミングがあります。

 

つまり7〜8歳の子供では

すぐに異常と判断するのではなく

経過観察が必要な場合もあります。

 

しかし下の写真のような上唇小帯と呼ばれるヒダが

歯の並ぶスペースから大きく伸びていると

前歯のすきっ歯を永久的に作ってしまうこともあります。

その場合は、このヒダを切らなければいけません。

 

他にも歯の本数の不足や

逆に前歯のところに余分に歯が埋まってしまっていて

それがすきっ歯を作るケースもあります。

 

すきっ歯の問題は見た目はもちろん

歯の間に食べ物がつまりやすく

虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうことや

空気が漏れて発音が不明瞭になることなどが挙げられます。

 

心配な場合はレントゲン写真をとることで

詳しくお伝えできますので

お気軽にご相談ください!

 

 

⒌これが八重歯になる原因!予防・治療法は?

 

八重歯とは上の3番目の歯(糸切り歯・犬歯)が

他の歯よりほっぺた側に出てしまっている

状態のことを言います。

 

八重歯になる原因として

①    歯の大きさに対して、顎が小さい

②    子供の歯が早く抜けてしまい

他の歯が動き3番目の生えるスペースがなくなった

が考えられます。

 

②    の早く子供の歯が抜ける原因として

一番多いのは虫歯です。

 

小さい虫歯をそのままにしてしまったことで

保存することが難しくなり

抜かなければならないことが多く見られます。

 

これを予防する1番の方法として

毎日行う歯磨き(仕上げ磨きも含みます)が挙げられます。

それと同時に定期検診を受けられることをお勧めします。

 

また上記の2つの原因に対して

共通してできる治療法としては

子供の時からの歯科矯正です。

 

歯科矯正はよくイメージするワイヤー矯正だけではなく

子供の頃から始められる矯正もあります。

気になる方はお申し付けください!

 

 

八重歯を放置していて問題なのは歯並びです。

歯並びが悪いということは

そこに汚れがつきやすく

虫歯・歯周病も悪化させやすいと言えます。

 

また歯並びを悪いままにしていると

顎関節にも悪影響を与え出します。

 

歯を生涯きれいに保つには八重歯の位置を治し

歯並びをきれいにしていきましょう。

 

お子様のお口のことで何か不安なことがありましたら

お気軽にお近くのスタッフにご相談ください(^^)/

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