妊娠前からの栄養のはなし!

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です^_^

 

月に1度知り合いに頼まれて

歯の話をさせてもらってます。

 

先月から

薬剤師さん、モンテッソーリ教育の専門家、

調理師さん、看護師さんとタックを組み

妊娠前、妊娠中、生後…と

その際に知っておくと良いことを

各分野の視点からお話してます。

 

今日は妊娠前の話でした。

その中でも薬剤師さんの細胞、栄養の話が

勉強になり面白かったので

こちらにシェアさせて頂こうと思います。

 

この薬剤師さん

香川県に2人しかいないうちの1人

小児薬物療法認定薬剤師さんで

とても分かりやすく色々なことを

教えてくれたりアドバイスをくれます!

Dr.にも講演したりするくらい凄いのに

無料で貴重な話を聞けてラッキーです♪

《妊娠前から栄養を意識する!重要性》

まず大体妊娠に気づくのは妊娠2.3ヶ月です。

しかし胎児の体は

受胎3ヶ月後には

基本部分のほとんどが完成しています。

ちょうどつわりは妊娠3か月が最もピークで

妊娠4ヶ月の終わりには落ち着いてきますが

これはビタミンB6が不足しているために

起こるようです。

つわりがひどい方は

ビタミンB郡を意識してとりましょう!

胎児は受胎した瞬間から

お母さんの血液で成長していきます。

人間の血液は再生するのに

120日かかります。

妊娠してから食生活を見直しても120日後には

胎児の基本部分はほぼ完成しています。

将来妊娠を希望しているなら

早くから食生活を見直していく必要があるんです。

具体的に妊娠するために必要な栄養素は

たんぱく質

亜鉛

ビタミンB郡

ビタミンE

ビタミンA

カルシウム

 

①たんぱく質

体をつくる材料で

不足すると当然妊娠しにくい。

1日に必要な量は

妊娠前で体重1キロあたり1.0〜1.5g

妊娠中で体重1キロあたり1.5〜2.0g です。

妊娠体質をつくるためには

必要なたんぱく質を定期的に摂取する!

 

ちなみに妊娠中にむくむ方も

たんぱく質不足です!

 

②鉄

子宮環境を整える、粘膜を整える材料になる

妊娠体質には1日2mg必要

妊娠中はその2倍!

鉄欠乏症の改善はかなり妊娠体質に改善する

 

③亜鉛

赤ちゃんの成長にかかせない栄養素

亜鉛欠乏は細胞分裂に大きな影響を与える

妊娠体質には必要なミネラル!

④ビタミンB

妊娠に必要な栄養素として最もかかわるのは

葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12、ビオチン

しかしビタミンBは互いに手を組んで働くので

総合的に摂取する必要がある!

⑤葉酸

胎児の脳の発育を助けて

神経をつくる働きがある

しかし胎児の脳がつくられるのは妊娠6週目です!

妊娠を希望したら

葉酸とその助けをするビタミンB12を

摂取するのは必須です。

これは妊娠体質をつくるのにも大切な事

 

⑥ビオチンは

奇形児予防に効果的

摂りすぎても副作用はないのでおススメ!

⑦ビタミンB6

つわりの改善だけでなく

お母さんの精神安定に繋がる

不足すると夜泣きの激しい赤ちゃんに

なる可能性がある

⑧ビタミンE

別名妊娠ビタミンといわれる

卵子も精子も他の細胞と同様に

酸化ストレスに弱く

酸化のダメージを受けると質の低下に繋がる

酸化のダメージから守るには

抗酸化物質を摂る必要があり

ビタミンEには強い抗酸化力があり

酸化のダメージから細胞を守ってくれる!

またビタミンEには血流促進効果が!

妊活にはうってつけの成分

卵子や精子の質を上げるには血流を上げ

しっかりと栄養分を運んであげる必要があり

子宮内膜も血流が悪いと厚くならなかったり、

ふかふかにならないこともある

⑨ビタミンA

子宮環境を整える!

妊娠体質をつくる必須ビタミン

妊娠後も胎児の細胞分裂に直接かかわってくる

⑩カルシウム

胎児の発達には必須のミネラル

妊娠前から意識する必要あり。

吸収をよくするために

必ずマグネシウムも一緒に摂る

妊娠体質には毎日600mg

妊娠したら毎日900mg

授乳中は毎日1100mg の摂取が望ましい!

《妊娠体質のポイント》

・高タンパク低糖質

・たんぱく質は貯金できないのでこまめに摂る

《血流って大切》

血流が悪いと妊娠したときに

羊水の温度が下がる。

羊水の温度が低いと

胎児に必要な栄養が十分に届かない

胎児の体温も下がるので

低体重児になる可能性がある。

低体重児になると障害リスクも

高くなる可能性がある。

他にも男性向けのお話もありましたが

またの機会にアップします。

私たちの体は

60兆個の細胞の集まりでできます。

細胞は酸素、水、栄養からできてます。

腸で吸収された栄養素がか

血液によって運ばれて

身体中の細胞に行き渡ります。

そして細胞が生まれ変わります。

卵子も精子も細胞です。

まずは質のよい卵子と精子をつくるため

食事に気をつけましょう、

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