虫歯の原因と予防

おはようございます

 

高松市春日町のハローズ内にあります

予防歯科、メインテナンス、矯正歯科の

たかまつファミリー歯科医院

医院長の高松です

 

子供によく虫歯ができる

メインテナンスに通っているのに虫歯ができる

たまにいらっしゃいます…

 

そこで改めて

虫歯の原因を説明します

 

 

「う蝕(むしば)」の原因は

 

「細菌学的要因」ミュータンス菌

「宿主要因(「歯の強さ、唾液の量・性質)」

「食餌要因(糖分)」砂糖

の3つに大別されます。

 

この3つのうち

どれかが0であれば虫歯には100%なりません

しかし、現実には不可能です

 

どれだけ予防していても

ミュータンス菌は必ず口に生着します

 

ある一説によると

皆から嫌われているミュータンス菌も

砂糖を摂取する習慣がつく以前は善玉菌だった

という研究もあるようです

普段は善玉菌として機能しているミュータンス菌が

大量の砂糖が入ることにより

体が壊れるのを防ぐために

ミュータンス菌が分解してくれている

というのです

その代わり酸を精製してしまい

歯が溶けてしまう

ということらしいのです

 

私もその意見に賛成です

人は細菌と共生することによって

地球という環境に適合してきました

体の中にいらないものはなく

共生している細菌に関しても同じです

 

細菌が悪いんじゃなくて

食物を精製して

砂糖として作り出して

それを大量摂取している人間が悪い

ということです

 

そういう話は置いといて…

今は虫歯にならないようにするには

というお話でしたので戻ります

 

細菌は0になることはありません

虫歯の原因菌であるミュータンス菌が

歯を溶かさないようにするには

砂糖を食べない

当然ですがこれが鉄則です

 

砂糖はアイスやジュース、お菓子だけでなく

加工食品にはほぼすべて入っています

甘いもの食べていないのに虫歯になるのはなぜ?

と思っている方はそのあたり見直してみてはいかがでしょうか?

 

次に人を改善する方法です

歯が強い、弱い

という方がおられますが

確かにそれは正しいです

 

歯を強くさせているのは?

カルシウムなどのミネラルですね

そして歯や骨は貯蔵庫みたいなものです

体の中のミネラル分が十分だと

歯や骨にミネラル分が貯蔵ます

結果、歯が強くなります

 

加工食品ばかりや

野菜を食べない生活をしていると

体の中のミネラル分が不足してくるので

歯や骨のミネラル分を体が奪っていくので

スカスカになります

 

その状態で砂糖を大量に食べると

当然すぐに穴が開いてきますね

甘いものを食べないけど

虫歯ができる方は

普段の食事に注意してみてください

 

結局

食べるものがすべて

なんですよ

 

ただ、現代生活で仙人みたいな生活は

できないし、楽しくないので

メインテナンスに来てもらって

フッ素を塗ったり

予防をしましょう

ということです

 

ちなみに

歯科医師会などでよく言われている

虫歯予防は

1.プラークコントロール(はみがき)で菌数を減少(細菌)

2.プロバイオティクス(善玉菌)で菌のコロニーの改善(宿主)

3.フッ化物の応用で歯の質の改善、再石灰化の促進(宿主)

4.シーラント(穴をふさぐ)で歯の形態を改善(宿主)

5.よく噛むことで唾液分泌の促進(宿主、細菌)

6.鼻呼吸で口腔乾燥を防止(宿主)

7.砂糖(二糖類)を極力控える(食餌)

8.砂糖(二糖類)をとるなら短時間、アメ・ガム・ジュースのような長時間口の中に残るような取り方をしない。(食餌)

と、こんな感じです

これも正しいのでぜひ参考にしてくださいね☺

 

これらをどのように生活に組み込んでいくかを歯科医師や歯科衛生士と相談して欲しいのです。

と、いうわけで

メインテナンスは必ず受診しましょう!

投稿者プロフィール

高松
高松院長
たかまつファミリー歯科医院のスタッフです。
治療終了時に喜んで笑顔になって頂けるよう全力を尽くします。
どんな些細なことでもご相談ください。
きっと納得できるような良いアドバイスができると思います。
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