おはようございます
高松市春日町のハローズ内にあります
予防歯科、メインテナンス、矯正歯科の
たかまつファミリー歯科医院
医院長の高松です
人間の進化、成長は面白いです
大事な器官は早めに成長して
そうでもない期間はあとで成長していきます
脳や体の神経など
これが成長しないとうまく動けない
これは神経型の成長曲線を描きます
人の頭の上あごはこの中に入ります
ちなみに下あごは一般型の成長曲線です
なぜなのかは
また後で…
身長などあとからの成長で構わないものは
一般型です
ホルモンなど成長に必要とされる時に
分泌され、体の成長を促すものはリンパ型の成長をします
成長期に大人の2倍の分泌量となり
成長期で体が一気に作られるわけです
体が完成されると
子孫を残すために
生殖器が成長して
体がすべて完成されます
順番に成長することで
最も生き残りやすく
繁栄しやすいようにできているわけです
本当にうまくできています!
素晴らしい!
そこで
なぜ上あごと下あごは成長の時期が異なるのか???
かみ合わせは上と下なので
一緒に成長するのが筋ではないのか??
これには理由があります
子供の横顔のレントゲンです
歯と脳と目と背骨はわかるでしょう
丸いのは耳の穴です
こうやってみると
上あごは目、鼻、耳、脳、気道などすべての臓器に接しています
話したり
歌ったり
食事したり
あごをよく動かすことで
あごに刺激が伝わり
上あごが成長します
そして
その刺激を受けて周りの臓器が成長していくのです
そして体の中で一番大事な頭は
早く成長して思考できることで
外からの脅威から身を守らないといけないので
どこよりも一番早く成長します
下あごは頭の臓器とはあまり関係ないので
ゆっくりと成長していきます
噛んだり、話したりすることは
頭が成長することととても関係があり
非常に大事なことなんですね~
子供にマスクを付け続けて
口や鼻の機能低下や
酸欠状態にならないように注意しなければいけませんね…
そして
上あごは6歳で80%
7歳で90%成長が完了します
成長不良のサインは?
子供の歯が抜けて永久歯がなかなか生えてこない
乳歯が抜けない
乳歯との間が狭い
こういう状態だと
上あごの周りの臓器も成長不良になっています
それは
集中力の不足
口呼吸
猫背
おねしょ
喘息
などいろいろな症状や病気となり
現れてきます…
そのサインは6歳ころから現れてきます
ですので
できるだけ早めに
上あごの成長不足を治さなくてはいけません!!
投稿者プロフィール
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たかまつファミリー歯科医院のスタッフです。
治療終了時に喜んで笑顔になって頂けるよう全力を尽くします。
どんな些細なことでもご相談ください。
きっと納得できるような良いアドバイスができると思います。
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