①歯並びの良い子に育てるには? 0歳から始めるお口育て?


おはようございます!

高松市春日町にある

たかまつファミリー歯科医院の

スタッフ塩田です。

 

先日ちょっと早い誕生日プレゼントをもらいました!

家事をサボり気味な私…

ずっと欲しかったお掃除ロボット!

eufy  ユーフィー\(^^)/

 

 

掃除機の時間を短縮できると

そのぶん子供の宿題をゆっくりみれたり

気持ちに余裕ができてhappyです!

 

家の中がキレイだと気持ちいいですね!

お口の中もピカピカだと凄く気持ちいいので

クリーニングにも是非来て下さいね(^^)

口腔内を清潔にしておくと

コロナ予防にも繋がります!

 

 

さて話は変わって………

みなさんお子さんの歯並び気になりますか?

歯並びの良い子に育てるなら

0歳からの、お口育てが大切です!

まだ歯が生えてない頃から

できることがたくさんあります!

今日は、お口育てである

『  口育   (こういく) 』についてお話します。

 

まずなぜ歯並びが悪くなるのでしょう?

歯並びの決め手は

お口の周りの筋肉である

舌・唇・頬の筋肉バランスです!

お口の周りの筋肉を口腔周囲筋といいます。

 

人は舌を中心とした口腔周囲筋の

機能的発達が不十分な場合に

顎が小さくなり歯並びが悪くなります。

 

また下顎が後ろに下がり、気道が狭くなります。

特に気道が狭くなることで酸素が十分に入らず

発育や発達に障害が生じたり、

学習能力や運動能力にも支障が出ます。

 

これらを防ぐためには子供の頃から

良好な口腔機能の成長・発達が大切です。

 

「口腔機能発達不全症」ってご存じですか?

「口腔機能」とは

「食べる機能」「話す機能」「呼吸する機能」のことです。

これらの機能が正常に獲得できていない状態のことを

「口腔機能発達不全症」といいます。

この傾向が見られるお子さんには

乳幼児期からの口腔機能の正常な発達を促すよう

指導する必要があります。

その必要性があるお子さんが近年とても増えています。

 

例えば食事のときに

ポロポロこぼしたり、くちゃくちゃ食べたり、

なかなか飲み込めない、硬いものが噛めない

 

他にも舌足らずな喋り方や

常にお口がポカーン(゚д゚)と開いてるなど

思い当たることはありませんか?

これらは口腔機能発達不全症のお子さんに

よくみられます。

 

乳幼児の口腔機能は

放っておいて自然に発達するものではなく、

哺乳・離乳の時期から始まります。

段階的に正しい経験を積んで

徐々に発達していくものになります。

この「段階的に正しい経験を積む」ことを知らずに

インターネットなどの偏った情報に依存して

保育してしまうと

お子さんの正しい成長と発育を

阻害してしまうケースもあります…

 

口腔機能の成長発達を阻害するものとして

大きく3つの要因に分けて考えます。

1.乳児嚥下の残存

2.口呼吸

3.低位舌

 

ひとつめは「乳児嚥下の残存」です。

「嚥下」(えんげ)とは物を飲み込むことです。

乳児嚥下の残存とは

月齢は成長しているのに

赤ちゃんのような飲み込み方がそのまま残っている状態

ということになります。

 

赤ちゃんは舌を前に出して

おっぱいやミルクを飲みます。

その癖が残っていると

大人の方でも食べ物や唾液を飲み込む際に

舌を前につき出して嚥下します。

 

本来ならば月齢が進むにつれて、

その時期に獲得したい口腔機能に合わせた

離乳が必要になってきます。

専門用語で言うと「成熟型嚥下」に

移行していく時期なのですが

いくつかの要因でこの成長を

阻害してしまうことがあります。

成熟型嚥下とは舌を上顎につけて嚥下します。

 

ふたつめは「口呼吸」です。

医科でも最近話題になることが多いですが、

鼻呼吸ができず、口で呼吸をしていることです。

本来は口は呼吸をする器官ではありません。

鼻呼吸と比べ、雑菌やほこりなどを含む

乾燥した冷たい空気が直接肺に入ります。

酸素が供給しにくい状態になってしまいます。

また雑菌やウイルスも直接取り込まれるため、

風邪をひきやすい、口が乾燥する

(虫歯や歯周病も悪化しやすい!)

など多くの弊害があるといわれています。

正常な鼻呼吸ができずに

口呼吸をする習慣があると

舌のポジションが低位な状態(低位舌)になりやすく、

嚥下の機能発達に悪影響を及ぼします。

 

みっつめは先ほど出てきた「低位舌」です。

舌のポジションはもっとも重要で

普段から舌の先が「スポット」と呼ばれる場所

(上の前歯の裏側にあるぷくっとしたふくらみの所)

に触れており、嚥下(飲み込む)の際には

上あごにしっかり密着するように

挙上されるのがとても大事です。

もともと舌の動きが悪いケースでは、

舌小帯と呼ばれる舌の裏側のスジが

正常より短いことがあります。

ケースによっては切除の必要もでてきます。

また低位舌は口呼吸と関係しており、

歯並びにも関係しています。

 

この3つの要因はお互いに影響し合っていて、

結果として「口腔機能発達不全症」の状態に

なってしまいます…

 

実は私、口腔機能の発達についてのセミナーを受講し

「口育士    オーラルマネージャー」の免許を取得してます。

まだまだ勉強中ですが

これからどんどん発信できるように努めて参ります!

 

0歳からできる予防策を

今後アップしていきますので

興味のある方は是非ご覧下さい!

 

 

検索