スポーツ中に選手同士がぶつかったり、転んだ拍子に歯をケガしたらどうすればいい!?
こんにちは。高松市春日町にある「たかまつファミリー歯科医院」の佐々木です。
歯のケガは突然起こる可能性があります。そんな時に慌てずに適切な行動が取れるよう、普段から対処法を知っておく事が大事ですね!
お口のケガ、歯のケガは、格闘技やコンタクト系のスポーツ(ラグビー、アメフト、ホッケー、ラクロスなど選手が激しくぶつかる競技)の他、サッカーやバレーボール、スキーなどでも起きます。歯が折れたり、抜け落ちたりしてしまったとき、とっさの対応によっては歯を救える場合もあるので、いざというときの対処法を知っておいて損は無いと思います!
歯が抜け落ちてしまったとき、歯の再植の為にも最も重要なのは「時間」です。数十分以内に再植できると根付きやすいといわれています。(損傷の具合によっては、最良の治療を行っても根付かずに歯が失われる場合もあります。)
とはいえ、事故が起きた時にはまず優先すべきは、選手もしくはケガ人の状態の確認です。お口をケガした場合、頭部を強くぶつけている為、脳震盪を起こしている事もあるからです。意識がある場合、頭痛、吐き気、ふらつきやめまい、ボーっとするなどの異常がないか必ず確認してください。
脳震盪が疑われる場合はそっとして揺らさないようにし、まず病院の検査を受けます。病院に行く間、抜けた歯は乾かないように救急保存液(それが無い場合は新鮮な牛乳)に漬けて保存しておきましょう。大丈夫だと確認できたら、なるべく早く歯科を受診してください。
乾燥が大敵です
保存液も牛乳もない場合はお口の中で保存しても可能だそうです。
(※歯科情報誌より引用させて頂きました。)
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