子供の虫歯予防に大事なポイント!

おはようございます。

高松市春日町ハローズ内

たかまつファミリー歯科医院

スタッフ兵頭です。

子供の虫歯予防に大切な5つのポイントがあります。

子供の虫歯は歯そのものもお口全体も成長途中にあるた

め、親が注意していなければ予防は難しい。

そこでむし歯予防先進国として有名なフィンランドで揚げ

られている虫歯予防の5本柱を紹介します。

 

5本柱は正しい食生活、フッ素、歯磨き、歯科検診、キシ

リトールです。

 

 

①正しい食生活

この5本柱で最も大切なのが正しい食生活です。

子供は食生活が乱れただけですぐにむし歯になってしまい

ます。

3度の食事を規則正し摂っていれば良いのですが、いつも

おやつや甘いジュースなどを食べたり飲んだりしている

「だらだら食べ」の子供は口の中が常に酸性に傾きむし歯

になりやすくなります。

普段口の中のPHは中性に近い弱酸性なのですが、食事を

すると口の中のPHは酸性に傾きます。

PHが5.5を超えると歯からミネラルが溶け出して脱灰と

いう現象が始まる。

これはむし歯の始まりだが、食べ終わってから少しすると

今度は唾液の働きで口の中が自然に中和され歯は石灰化し

て修復する。

しかし常に間食していると再石灰化する時間がなくなり虫

歯のリスクが一気に高まる。

いつも口の中に食べ物を入れている習慣は親が注意してや

めさせたほうが良い。

 

②フッ素

ミネラルの一種で歯質を強化虫歯菌の働きを抑制する効果

がある。

「ぶくぶくぺーが出来るようになったらフッ素入りの歯磨

剤を使い始め2~15歳頃までは定期的に高濃度フッ素を

塗ってもらうと予防効果が高い。

 

③歯磨き

エナメル質を丈夫にするためには唾液からミネラルを取り

込んだり、フッ素で歯質を強化する必要がある。

しかし歯磨きしていない汚れた歯ではミネラルが十分吸収

されず十分なフッ素の効果が期待できない。

虫歯予防のために歯磨きをしっかり行うのは非常に大切で

す。

 

④歯科検診

歯科医院では歯の磨き方や食生活を指導してもらえるほ

か、親では気づかない初期のむし歯も発見してもらえま

す。

初期段階であれば歯を削らず、歯磨きを念入りに行うこと

でむし歯になりかけの歯を治療せずにすみます。

 

1歳半検診や、3歳児検診のときに歯の集団検診をした

り、幼稚園、保育所で歯科検診はあるがそれだけでは不十

分です。

歯科検診は暗いところでむし歯を検査するので見落としが

あったりわかりにくいときがあります

普段の虫歯予防がうまくいっているかどうかを専門家にチ

ェックしてもらうためにも年に3~4回は歯科医院に検診

に行ったほうが良い

 

⑤キシリトール

天然素材の甘味料だが虫歯菌の中でも特に悪玉ミュータン

ス菌の活動を抑えたり唾液の分泌を促す働きがあります。

キシリトール入りのガムを毎食が3回 5分以上噛むのが

理想です。

 

以上5つのポイントを押さえると虫歯になる確率は下がる

ので1つでも実行していきましょう。

当院でお待ちしております。

 

 

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