虫歯じゃなくても歯が溶ける?

おはようございます。

高松市春日町ハローズ内

たかまつファミリー歯科医院

スタッフ兵頭です。

四国は梅雨入りしたみたいです☔️

夏が長いってことでしょうか。

暑くなってくるとジュースとか飲む回数増えてきます。

歯は酸で溶けることを「脱灰」といいます。

脱灰は虫歯にならなくても日常的な飲食で常に起きている

ことなのです。

私たちが普段口にする飲み物・食べ物のうち、歯が溶ける

pH5.5より強い酸性の食品を口に入れると、その瞬間から

歯の表面は溶けてしまいます。

虫歯菌の作り出す酸ではなく食品の酸により歯が溶けてし

まった状態を「酸蝕症」といいます。

酸性の食品というとレモンやお酢を思い浮かべる方が多い

と思います。

事実、柑橘類や黒酢を日常的に摂取されている方に酸蝕症

は見られますが、もっと日常的に口にする食品でも酸蝕症

は起きています。

近年、酸蝕症のハイリスクといえるのは炭酸飲料・スポーツ飲料です。

さらに、これらには大量の砂糖が含まれていることが多い

ので、虫歯にもなりやすい食品といえます。

また、ワインや日本酒も歯を溶かすくらいの酸性ですし、

ポン酢・サラダドレッシングも歯を溶かすくらいの酸性で

す。

こうして考えてみると、現代の食生活は非常に歯が溶けや

すい状況であるといえます。

逆に、歯を溶かさない食品はお水・お茶・牛乳などです。

酸性の食品を摂取したあとは歯を溶かさないお水やお茶を

飲んで、お口の中のpHを中性に戻してあげるとよいでしょ

う。

暑い日が続きそうです。

気をつけていきましょうね😊

検索