「梅干しは1日1個食べるとからだにいい」というのは本当?

こんにちは、春日町にある たかまつファミリー歯科医院 の受付の佐々木です。

まだまだ歯の事を知らない事が多いので…「歯科衛生士」の本を読んだり現場に携わることで少しづつですが知識を増やして多くの人に伝えていきたいと思います。

 

とその「歯科衛生士」の本から引用させて頂きました!食と健康にとても興味があるのでついつい食の内容の記事には目にとまってしまいます。その1つをご紹介します!

 

Q.「梅干しは1日1個食べるとからだにいい」というのは本当!?

「1日1個のうめはからたにいい」と聞きますが、梅干しは酸っぱいので酸性食品のイメージがあります。本当にからだによいのでしょうか?

 

 

A.梅干しはからだに有効な成分がふくまれていますが、塩分を取りすぎないように注意しましょう。

 

梅干しの独特の酸っぱさは、クエン酸やリンゴ酸によるものです。クエン酸は、唾液や胃液の分泌を促して消化吸収や食欲を増進させます。さらに、エネルギーに変え、疲労物質の生成を抑えます。また、加工工程で添加された食塩との相乗作用によって菌の増殖をおさえることから、これまで腐敗や食中毒のよぼうにつかわれてきました。最近では、ピロリ菌のはたらきを抑える作用やインフルエンザウィルスの増殖を抑える作用など、さまざまな効果に科学的な根拠があると言われています。

一方、注意を要するのは含まれる塩分量です。成人1日の塩分摂取目標量は7〜8g未満ですが、伝統的な梅干しは長期保存できるよう塩分量が多く、日本食品成分表によると塩漬け1粒(20g)の食塩相当量は4.4g.、減塩された「調味梅干し」で1.5gです。調味梅干しは、塩分量は少なくなりますが、梅干しを水に浸けるなどして塩抜き後に味付けされているので、ほんらいの有効成分は大きく失われ、保存期間も短くなることには注意が必要です。

また、「酸性食品」についてですが、「アルカリ性食品」も同様、食品自体が酸性かアルカリ性かという事ではなく、その食品が体内で酸性の作用を示すか、アルカリ性の作用を示すかを意味します。酸性食品は、酸性を示すミネラル(硫黄、リンなど)を多く含む肉類、魚類、卵、砂糖、穀類など。アルカリ性食品はアルカリ性を示すミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウムなど)を多く含む野菜、果物、海藻類、きのこ類、大豆製品などで、梅干しもこちらに含まれます。しかし、人間の体には恒常性がはたらいているため、食べ物によって血液のpHは変わらないという理由からこの分類は無意味とされ、1990年前後から専門家の間では使われなくなりましたが、近年見直す動きもあるようです。

 

いずれにいずれにしても、肉、魚、卵、穀類などに偏った食事では高カロリー・高脂肪(動物性脂肪)となり、生活習慣病を引き起こす可能性かまあります。野菜、海藻、きのこ類、大豆製品を摂ることは大切で、「酸性食品・アルカリ性食品の、バランスを取る」ことにつながります。

 

さまざまな食品を組み合わせて、主食・主菜・副菜をそろえ、そこに昔から愛されてきた梅干しの良いところをりようしながら、バランスの良い食事を摂る事をお勧めします。

 

汗をよくかくこの季節…梅干しが美味しくてたまりません。。。食べ過ぎ注意ですね。

お口の事ならお気軽にご相談下さい。

 

 

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