個人開業医におけるインプラントの失敗のリスク因子

おはようございます

高松市春日町のハローズ内にあります

予防歯科、メインテナンス、インプラントの

たかまつファミリー歯科医院

医院長の高松です

 

歯を失った時の

おすすめの第1選択肢はインプラント治療です

これは間違いありません

長期的な長持ちするからです

 

では

どの程度長持ちするのか?

インプラントが長持ちするとは言っても

ダメになるインプラントは存在するわけで…

 

なにがインプラントをダメにしているのか?

 

回答のヒントを

インプラント専門誌の論文の一つに

ありました

 

アメリカの

インプラント治療を10年以上している

歯医者8施設において

378人 835本のインプラント治療が行われた

平均年齢は60歳で

失われたインプラントは

34本であった(4.1%)

 

失敗されたインプラントのうち

最も大きい原因は重度の感染によるもの32.4%であった

 

喫煙者は脱落率が2%あがり

糖尿病患者も脱落率が2%あがった

そして

70歳を超えるインプラント患者は失敗のリスクが少なくなった

とのことでした

 

喫煙や糖尿病があまり関係ないとの結果が出ましたが

歯周病と糖尿病や喫煙の関係は

ほかのたくさんの論文で立証されているので

 

今回の論文では関係性がないように書かれていましたが

長期的には関係があると思います

 

気になる点は

70歳以上のインプラント患者のほうが

脱落率が少ないという点です

 

これは

仕事のリタイアによる

ストレスの低下や

 

時間的に余裕があることによる

メインテナンスに来れること

が関係しているとのことだそうです

 

最近

インプラントを希望される方が多くいらっしゃいます

 

インプラントは虫歯にはなりませんが

歯周病で感染が起きて脱落することはあり得ます

 

なので

インプラント治療をした後は

必ず定期検診を受けて

歯周病をコントロールすることで

インプラントが長持ちすることが出来ます

 

もちろん

ご自身の歯が残っている方は

メインテナンスを受けて

ご自身の歯が残るようにしなければいけません

 

歯は本当に大事です

ぜひ

定期的なメンテナンスを受けましょう!

投稿者プロフィール

高松
高松院長
たかまつファミリー歯科医院のスタッフです。
治療終了時に喜んで笑顔になって頂けるよう全力を尽くします。
どんな些細なことでもご相談ください。
きっと納得できるような良いアドバイスができると思います。
プロフィール詳細はコチラ

検索