指しゃぶりと歯並び

おはようございます。

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です^_^

今日は1歳半のお子さんが

検診で来られました。

とても可愛くて癒されました♡

 

ただ気になったのが歯並びです。

本来なら歯の並びは

左側のようなU字型のアーチを描きます。

しかし右側のようなV字型アーチでした。

これは指しゃぶりによって

歯列が狭窄したのです。

歯並びは口の周りの

筋肉バランスで決まります。

プラス指しゃぶりでは

指が前歯を押し出し

頬をすぼませて吸う力で

歯が動きV字型になります。

 

歯列が狭窄するだけでなく

出っ歯

開口(奥歯は噛んでるが前歯が噛み合わない)

真ん中がズレて噛み合わせがズレる

などを引き起こします。

 

しかし3から4歳くらいまでは生理的なもので

無理にやめさせなくてOKです。

やめれば歯並びも治ることが多いです。

 

しかし4歳以降も指しゃぶりが続くと

歯並びが治りにくく

矯正が必要になる可能性が高くなります。

遅くても小学校入学までにはやめましょう!

 

一般的には3歳くらいになるとさ

自然にしなくなる子が多いですが

続く場合は叱らずに

他に意識が向くような

接し方をオススメします。

例えば

・手を使う遊びをする

(手遊び、お絵かき、折り紙など)

・外遊び

・寝る時に吸う場合は手を握ってあげる

・好きなキャラの絆創膏を貼る

・女の子なら爪にシールやマニキュア

(ママとお揃いにすると尚◯)

「ママとお揃いで可愛いね♡

でも指すいしちゃうと取れちゃうね…」

といった声かけが有効です。

・男の子はプライドの高さを利用

「あの子に見られたら恥ずかしいね」

「もう少ししたらお兄ちゃんだからカッコ悪いね」

といった声かけが有効です。

 

お子様の歯並びで心配なことがありましまら

お気軽にご相談くださいね^_^

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