鼻呼吸と口呼吸の違い

おはようございます

 

高松市春日町のハローズ内にあります
予防歯科、メインテナンス、矯正歯科の
たかまつファミリー歯科医院
医院長の高松です

定期購読している
矯正臨床ジャーナルという本に
口呼吸の恐ろしさが掲載されていました

人は
食事よりも何よりも
酸素がないと生きていけません

そして人の体は酸素を効率よく吸収できる体に
進化しています

酸素は肺で吸収されますが
最も効率的に吸収されるのは
湿度100%
温度38度です

そして外気は
鼻にはいるだけで
鼻毛でほこりを除去し
加湿、加温され
湿度100%
温度38度に加温されます

しかし
口に入る空気は
加温されても2~3度
ほこりは除去できないので
アレルギーやアトピーの原因になります

そして鼻呼吸は
空気が通過する際に口よりも抵抗がある
(やや吸い込みにくい)のですが
それによって
肺胞が開く準備をしているそうです
なので
肺胞が開いて
酸素を取り込む準備ができてから
酸素が入ってくるということです

そして鼻から出ていくときには
これもまた抵抗があって出ていくので
空気が肺の中に長く滞在できます

そして最後の機能は
鼻や副鼻腔から産生される一酸化窒素です
一酸化窒素は肺胞の血流を増加させ
酸素をより取り込ませる役目があるそうです

人間の進化って本当に素晴らしい!

人間の進化って本当に素晴らしい!

鼻呼吸は抵抗があることがよい事なのですね

抵抗のない口呼吸の習慣がついてしまうと

子供では

脳の発育に極めて重大な悪影響を起こし

そして
顎骨の発育障害を引き起こします

鼻をふさいだマウスの研究では
1/3が3分で死んでしまったそうです

そんな危険な口呼吸を
ほおっておくと
色々な病気や
発達障害にかかるのは当然ですよね??

鼻が詰まっているからしょうがない

とよく言われますが
鼻は使わないと余計に詰まります

なので使わなければいけません
例えばあいうべ体操で
鼻は通るようになります

そこから鼻呼吸のトレーニングをしましょう

そして

当院で行っている顎顔面矯正治療は

まず顎を急速拡大装置にて
拡大して治療します

これにより
鼻の通りをよくして
鼻呼吸の土台を作り

健康な体へと導いていきます

歯並びだけを見ても健康になれません
当院のコンセプトは
本当の健康を目指しています

常に鼻が詰まっているお子さん
アレルギーやアトピー
風邪をひきやすい
アデノイド手術を考えている
呼吸器系、免疫系の
病気で悩まれているお子さん

口呼吸の習慣化により
体に重大な悪影響が出ているかもしれません…

一度相談にいらしてはいかがでしょうか?

投稿者プロフィール

高松
高松院長
たかまつファミリー歯科医院のスタッフです。
治療終了時に喜んで笑顔になって頂けるよう全力を尽くします。
どんな些細なことでもご相談ください。
きっと納得できるような良いアドバイスができると思います。
プロフィール詳細はコチラ

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