食育①使わないと損をする!前歯使ってますか?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

先日前歯が子どもの歯から大人の歯に生えかわった

お子さんのお母様から

『なんだか歯が黄色んですけど大丈夫ですか?』

と質問がありました。

たまに聞かれるんですが

子供の歯と大人の歯の違いを知って頂ければ

安心されるかと思います。

《子どもの歯(乳歯)と大人の歯(永久歯)の違い》

「本数」

乳歯は全部で20本、永久歯は28本です。

(永久歯は親知らず含めると32本です。)

 

「色」

乳歯は乳白色をしています。白いです。

永久歯はクリーム色をしています。黄色っぽいです。

前歯が生えかわると黄色くて

びっくりされる親御さんもいらっしゃいますが

乳歯と永久歯の色が違うだけなことが多いです。

ただ、たまに形成不全といって

本来の色ではないこともありますので

心配な方は遠慮なくご相談くださいね。

 

「硬さ・むし歯のなりやすさ」

細かい違いはいっぱいあるのですが、

一番大事なことはこれです。

乳歯はやわらかく、永久歯よりもとても

むし歯になりやすいのです。

むし歯かな?と思っていると

乳歯の場合は一気に進行していくことがあります。

歯磨きを頑張ることはもちろん

定期的に歯科医院で診てもらうことや

フッ素やシーラントで予防することが大事です。

永久歯も乳歯よりもむし歯になりにくいと言っても

むし歯にはなります!!

特に生えてから2年くらいは

歯が完全に硬くなっていないので

とてもむし歯になりやすい時期です。

フッ素の利用や歯科医院でのメインテナンスで

しっかり予防することをおすすめします。

 

そして大人の歯である永久歯の特徴として

知っておいてほしいことは………

生えたての前歯は先端がギザギザになってます!

今日は食育として『咬む』ことについて

お話をしたいと思います。

咬むというと奥歯でガジガジ咬むイメージですよね?

でもとっても大切で気を付けてほしい『咬む』は

あんぐっ!!       と前歯で咬むことです。

先程もお伝えしましたが

生えたての前歯は先端がギザギザになってます。

きちんと前歯を使って食事をしてないと

このギザギザが残っています。

ギザギザがすり減るように前歯を使いましょう!

 

《なぜ前歯をで咬むことが大事なの?》

前歯の歯の根は鼻のすぐ下まであります。

咬むことで歯の根を通して

上あごの骨に咬む刺激が伝わります。

結果として上あごが成長し

歯並びがよくなります。

前歯であんぐっ!と咬みちぎったり咬んでいれば

歯の先端はすり減りギザギザはなくなります。

意識的に食べ物を前歯でかぶりつきましょう!

 

では前歯を使う食事とは?

《前歯を使う食事》

唐揚げは大きく

骨付き肉もガブッと!

野菜は大きく切る

薄切り肉は巻いて

スープや汁物の野菜も大きく

 

ついつい親としては何でも食べやすいように

一口サイズに小さくカットしてしまったりしますよね…

でもよい歯並びをお子さんにプレゼントするために

食材を大きめに切るように意識して調理してみませんか?

時短にもなるのでは?笑

サラダ、煮物、炒め物の野菜を大きく切ったり

細長く切ってみてくださいね。

 

他にも大きな口でかぶりつくことが大切です。

例えばパンを食べるのであれば

フランスパンやベーグルのサンドイッチや

オープンサンドなどもおすすめです。

 

りんごやきゅうりなども

たまには丸かじりするのもいいですよ(^^)

 

良い顔を作るには良い歯並びをつくりましょう。

良い歯並びを作る基本は

あんぐっ!と咬みちぎって

にちゃがじっ!としっかり奥歯で咬むことです。

次回の食育ではにちゃがじっ!について説明します。

 

今回のお話は個人的に食育に興味があり

小児の口腔機能を考える食育セミナーで

学んできた内容です。

また他のセミナーにも参加し

アタッチメント食育インストラクターの

資格も取得しました!

 

芸能人のりゅうちぇるさんもお子さんのために

同じセミナーを受講していたそうです!

残念ながら開催日が違ったので

お会いすることはできませんでしたが…残念!

 

これから食育に関しても

学んだことを少しでもお伝えできるように

頑張りますo(^^)

 

 

 

 

 

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