お口ポカンを防ぐには?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

テレビを見ている時などに

子どもの口がぽかんと開いている…

なんてことありませんか?

とある研究で

日本人の子どもたちの30.7%が

日常的にお口ぽかんの状態になっているという

発表をみかけました。

 

このお口ポカン…

原因は抱っこの仕方にあるんです。

「お口ぽかん」の子は感染症にかかりやすい?抱っこの仕しかたに注意して!【専門家】

歯科医院に来るお子さんのほとんどに

お口ぽかんの症状がみられます。

ちなみに新生児の頃からお口ポカンの子もいるようです。

乳幼児期のお口ぽかんは

鼻詰まりや口まわりの筋力が低下していることが

原因の場合もあります。

 

しかし大きな原因は

首の後ろの緊張にあるんです。

抱っこやおんぶをされている時に

首が後ろへ反っている赤ちゃんを

よく見かけませんか?

抱っこの仕方やおっぱいの飲ませ方などが原因で

首が反る状態が長時間続く赤ちゃんは

首の後ろや肩まわりの筋肉

【上記図①】が収縮してしまいます。

 

すると肩甲舌骨筋(けんこうぜっこつきん)

【上記図②】が緊張し収縮します。

 

それにより舌骨(ぜっこつ)

【上記図③】が下へ下がります。

舌骨(ぜっこつ)が下がると

同時に舌も下あごも下方向へ引っ張られ

舌が正しい上あごの位置に収まらず

お口ぽかんにつながるんです。

 

実際に首の後ろをやさしくマッサージして

緊張が取れた赤ちゃんの口は

正常に閉まるように変化するそうです。

 

お口ポカンは歯並びが悪くなる原因の1つです。

絶対に首が反るような抱っこや

授乳の仕方はやめてくださいね!

 

 

 

①風邪を引きやすくなる

 

 

これは歯並びが悪くなる大きな原因でもあります。

 

③虫歯になりやすくなる

 

赤ちゃんの頃からお口がポカンとしていると

あるべき場所である上顎に舌がつかず

顎が広がりません。

 

また頬に歯列が押されて

理想的なU字のアーチ状歯列ではなく

三角形のようなV字に近い歯列になってしまいます。

 

顎が狭いので歯がキツツキです。

大人の歯が生えるスペースはないです。

「お口ぽかん」の子は感染症にかかりやすい?抱っこの仕しかたに注意して!【専門家】

あごの形が三角になっていないか

チェックしてみてください。

 

 

 

 

 

お口ポカンを防ぐだっこの仕方!

 

正しい抱っこの仕方!

「お口ぽかん」の子は感染症にかかりやすい?抱っこの仕しかたに注意して!【専門家】

正しい抱っこは

おでことあごとおへそが一直線になります。

首からおしりにかけて丸いCカーブになるように

横抱きをするのが基本です。

この時に首だけが腕の外側に反らないように

赤ちゃんの体がV字に折れないように注意します。

 

横抱きをいやがる時は前抱っこ!

「お口ぽかん」の子は感染症にかかりやすい?抱っこの仕しかたに注意して!【専門家】

 

 

 

 

 

ほんと知ってるだけで防げます。

ぜひとも赤ちゃんの抱っこ

気をつけてあげてくださいね(^^)/

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