抱っこのポイント?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

前回に引き続き『抱っこ』のお話です。

 

赤ちゃんを長時間抱っこしてると

腰や肩を痛める方もいますよね?

 

正しい姿勢でないことも原因の一つなんです。

抱っこする側が負担に感じる抱き方は

実は赤ちゃんにも負担をかけ

歯並びに影響する可能性もあるんです…

親も楽で赤ちゃんも心地よい抱っこをしたいですね(^^)

 

抱っこは腰が反っておなかが出てると

赤ちゃんも後ろに反り返って苦しいかったり

猫背だと赤ちゃんが体から離れちゃう…

どうやら抱く側の姿勢に影響してくるようです!

 

抱っこする側のポイントは

体幹を意識した正しい姿勢!!!!!

 

横から見て、耳・肩・腕が一直線になるように立つ!!

猫背や反り腰だと

赤ちゃんの体がフィットせず

双方に余計な力がかかるのです。

 

抱える腕に隙間があると

赤ちゃんは不安になるようです。

 

脇を締めて「前ならえ」をし

その幅を保った状態で抱くといいそうです。

 

赤ちゃんの重みで腕を下げたり

抱っこひもの調節が不十分だったりして

赤ちゃんの位置が低くなると

重心が下がって負荷が大きくなります。

 

首から胸元のあたりに

頭がくるように抱っこすると安定します。

 

赤ちゃんの背中が緩やかなカーブを描くように

体に程よくくっつけて抱きましょう!

抱っこひもを使う際も同様の注意が必要のようです!

 

正しい姿勢でないために

首が後ろに倒れ口が開いた状態で

抱っこされて寝ている赤ちゃんも多いです…

こういった姿勢が日常化すると

歯列形成に影響してしまいます…

 

赤ちゃんの抱っこの仕方は

歯並びや口周りの筋肉といった

口腔育成に大きく関係するんです!

 

口腔の育成には

乳幼児期に上アゴの天井を舌で押して圧をかけ

上顎を広げるプロセスが必要になります!

 

しかし抱っこ時に首が後ろに倒れた赤ちゃんは

頸椎が引っ張られるために

舌を支える骨も引っ張られ舌が下がります。

 

この状態だと上アゴが広がらず

下アゴも育ちません……

 

アゴが育たないと口腔内は狭くなり

歯も生えるスペースが狭くなり

こどもの歯もキツツキに…

 

将来大人の歯もきれいに生えずに

前後に押し出される歯も出てきてしまいます。

 

実際に来院されるお子さんのほとんどが

あるはずの「乳歯の隙間」がない子ばかりです。

 

乳歯の時は歯並びがきれいに見えて

親御さんも問題視しない。

でも乳歯に比べ大きい永久歯が

生える十分なスペースが確保できていないと

生え替わりの時に歯並びがガタガタになるんです。

 

また頭が後ろに倒れ口が開いた状態が長いと

口周りの筋肉「口輪筋」が十全に発達せず

滑舌にも関わってくる可能性があります。

 

絶対に首が後ろに倒れるような抱っこは

しないでくださいね(^^)!

お願いします!

 

 

 

 

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