③歯並びのよい子に育てるには?0歳からのお口育て? 抱き方編

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

先日夕方に海へ行きました!

まだまだ残暑厳しく…暑さにやられました…

が!海はやっぱり綺麗ですね!

広くてどこまでも続く青い海と波の音に

心が癒されました(^^)

自然って素晴らしいですね!

 

今日は0歳からのお口育てのおはなしをします。

歯並びのよいこに育てるには

身体の姿勢を崩さないことが

大切であると前回お伝えしました!

 

特に赤ちゃんのころの

抱き方、寝かせ方、授乳方法、靴や靴下を

気を付けることが大切でしたよね?

 

今日は抱き方についてお伝えします!

 

赤ちゃんを抱っこするときに

いい抱き方ができれば

抱く側の負担が小さくなります。

そして赤ちゃんが呼吸しやすくなったり

嚥下(物を飲み込むこと)がスムーズにできます。

 

《赤ちゃんの抱き方のポイントは?》

・赤ちゃんを引き寄せて抱く

・Cカーブを作るように丸めて抱く

・赤ちゃんの足側の手は脊柱を支えるように添える

・頭側の手は首の後ろが伸びるように添える(頚椎を守る)

・口が閉じていることを確認する

・一方向に長く抱かず15分くらいで抱く向きを変える(頭の形が悪くなるのを防ぐ)

 

生後3ヶ月までは首が座ってないので横向き抱っこ

3ヶ月を過ぎたらCカーブを保ちながら

少しずつ縦抱きにしていきます。

赤ちゃんを抱くときはお母さんの姿勢も

非常に大事になります!

 

ちなみにCカーブという言葉がでてきましたが

《Cカーブってなに?》

お母さんのまるい子宮の中で

赤ちゃんの背骨はC型です。

手足を曲げて両手がなめられる姿勢をしています。

これが通称“Cカーブ”です。

まるい子宮を保つために

妊娠中は正しい姿勢を意識して

体に負担の少ない座り方や立ち方を

意識しましょう!!

 

生まれてからも背骨のCカーブを保つことが大切です。

重力に背骨を伸ばされないように

抱っこのときもCカーブを保ってあげましょう。

 

歩き始めるころから徐々に

腰の骨(腰椎)にも前カーブができていきます。

そして小学校を卒業するころには

背骨全体の“S字状カーブ”が形成されていきます。

健やかな背骨の成長には

早期からのCカーブを保つことが大切です。

《では、よくない抱き方とは?》

・頚椎が必要以上に反って顎が上がっている

・脊柱が支えられておらずCカーブが崩れている

・お尻が膝より下がっている(重力に負けた姿勢)

・口が開き舌が下がっている。よだれが出ている。

こういった抱き方をしていると

誤嚥や発育不良を引き起こします。

首の後ろを手で持つか、後頭部を全く支えないと

頚椎は必要以上に反ってしまい気道が狭くなります。

この姿勢では舌が下がり口を開けて呼吸する癖がつきます。

嚥下もうまくいかず、よだれが出やすくなります。

 

脊柱を支えずに足だけ持ってしまうと

お尻が膝より低い位置に落ちてCカーブが崩れます。

将来的に反り腰になりやすくなります。

Cカーブが崩れると口蓋扁桃などの

咽喉の成長不良や内臓下垂がおこります。

こうした姿勢で抱き続けていると

正常な発育が阻害されて

生後2~3ヶ月ごろから

アトピー性皮膚炎などが現れることがあります。

 

今思うと一人目の時に

よくない抱き方をしてました。

抱いてもぐずるし…機嫌は悪く…

早くから肌が弱くてアトピーっぽい…

抱き方が悪かったんですね…

無知なばかりに…こどもに申し訳ないです…

 

でも私と同じように知らないだけで

知っていれば気を付けるお母さんって

多いのではないでしょうか?

 

実践するしないは個人の自由ですが

色々と学んだことを一人でも多くの方に

お伝えして行くのが私の使命かなと思います。

 

次回も引続き歯並びのよいこに育てるために

0歳からできることをお伝えします!

興味のある方はご覧下さい(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

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