予防歯科

おはようございます

高松市春日町のハローズ内にあります
たかまつファミリー歯科医院
医院長の高松です

虫歯は歯に穴が開いてしまい
それを放置すると進行していって
歯の神経が細菌に感染して痛みが出る病気です

穴が開けば埋めればいいわけなんですけど
それだけでは壊れてしまいますよね?

歯医者で使っている道具は

抗菌性
歯との接着性
強度
見た目
など様々な機能が要求され、それにこたえられるように
進化しています

しかし
一番良いのは
壊れない事です

そのためには
歯を強くすることが大事になります

歯医者に来ると
お子さんにフッ素を塗ります
フッ素は歯の表面のエナメル質を強化する役割があって
歯が溶けにくくなります

歯を強くするためには
2~3歳前後から歯医者に来て
歯みがきとフッ素塗布がお勧めです

兄弟や姉妹がおられる方は
甘いものを食べるのが早い傾向にあります

その場合は1歳6か月くらいから通うことで
早期に予防できますので
お勧めします

しかし
やはりお家での仕上げ磨きと
食事、間食が非常に重要になります

歯や骨にはミネラル分を蓄える役割があります
そのミネラル分は
身体を動かすのに必要になります
車で言うオイルです

白いご飯やお肉は炭水化物や脂肪といわれ
車で言うガソリンです

脂肪や炭水化物の余分は身体の周りにつきます

ミネラル分の余分に摂取した場合には
歯や骨に蓄えられ
必要な時に吸収されて使われます

砂糖を食べると
砂糖を消化するのにミネラル分が消費されますので
歯や骨にミネラル分が足りない場合は
歯に穴が開いてきます

そこで水や塩、野菜などのミネラルを含んだものを食べると
また歯に蓄えられる
といった感じです

それが再石灰化です
フッ素はそれを強化します

だから
いくらフッ素を塗っても
砂糖を食べたり
ミネラル分の入っていない食事ばかりでは
虫歯は治らないし
治療をしても繰り返すことになります

例えば
ホウレンソウに含まれているミネラル分
30年前の半分以下になっています!
おそらくすべての野菜が同じような栄養不足に陥っています

これは地球環境が悪化した私たちの責任です

そして
スーパーで売っているサラダセット
あれは野菜をカットする前に
一度塩酸につけて
病原菌などを取り除いています
もちろんその時にミネラル分もすべて抜け落ちますので
ただの線維を食べているということになります

また、スーパーで買ってきた野菜を
加熱しすぎてもミネラル分が流れ出てしまいます


山から湧き出てくる石清水
山の土で濾過されますが
その時に土に含まれるミネラル分が溶けます

それはミネラル分が含まれた水なので
飲めばミネラル分の補給ができます

しかし、工場やスーパーで
細菌を排除するために
濾過された水にミネラル分は入っていません
もちろん水道水にも同じです(全くということではありません)

毎日食べる塩も同じです
精製塩は工場で濾過された塩です
濾過するときにミネラル分はすべて排除されますので
ただの塩になります

海水を塩田で天日干しされて結晶化された塩は
ミネラル分がそのまま結晶化されています

水も塩も地球の環境が悪化しているので
そもそものミネラル分が減少しています

今はなんでも手に入ります
ですが、本当に体に必要なものは
じつは手に入りにくくなっています

人はミネラル、ビタミンなどの栄養を摂るために
食べています

毎日の食事で
きちんと栄養を取る

栄養が含まれているものを取る

そういった小さな積み重ねが
虫歯予防であり

ミネラル不足による
病気の予防
に繋がります

歯医者に来て虫歯予防
とても大事なことです
そして
毎日の食事や水
本当に大事ですね
ですので
野菜もしっかり食べないといけませんし
食事には気をつけなければいけませんね

投稿者プロフィール

高松
高松院長
たかまつファミリー歯科医院のスタッフです。
治療終了時に喜んで笑顔になって頂けるよう全力を尽くします。
どんな些細なことでもご相談ください。
きっと納得できるような良いアドバイスができると思います。
プロフィール詳細はコチラ

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