奥歯が抜けてしまったAさん 説明編

おはようございます

高松市春日町のハローズ内にあります
たかまつファミリー歯科医院
医院長の高松です

引き続き
ホワイトニングモニターを募集しております
ホワイトニングが4320円で受けられるチャンスです
ぜひお問い合わせください!

この前ご家族の紹介で来られたAさんです

Aさんは65歳の女性
お仕事はされていません

旦那様とお二人で住まれています
お孫さんがいらして
たまに面倒をみる程度なので

旦那さんと
旅行に良く行かれているそうです

なぜ歯医者に来られたかというと

奥歯がなくて噛めない
という理由でした

どの程度かめないかというと…

上の奥歯が両方ともありませんでした
(下の奥歯はあります)

笑った時に見える前歯上8本ずつは
まだ残っています

ですが
そこから奥の左右4本ずつがないのです

歯並びはいい方なので
正面からみても
あまり違和感はありませんが

奥歯がなくなっているなんて

ご友人はもちろん
旦那さんも知らないようです

前に主人との会話で
口の中を見せてと言われたのらしいですが

必死にごまかして
何とかその時は口を開けずに済みました

Aさんは私に見せるのも
恥ずかしそうでした…

このままいくと、顔の骨格が変わるどころか、
(顎が細いといつも言われます。多分、奥歯が無いせいだと)

最悪は死に到るのではないかと心配になり

通院が回数がかかる…

などなど
色々な理由をつけて

歯医者から
逃げつづけてきたそうですが

今回
お孫さんと娘さんが
通院されているので

意を決して
来院されたそうです

歯で困っている方って
結構多いようですが

Aさんだけではなく
皆さんにとって

歯医者って
そんなに嫌なところなんですね

歯医者が怖い理由は
いくらでもあるでしょう

Aさんが来てくださったおかげで

好きになれない
という方々(本当に多い)
の気持ちが

よくわかりました!

歯医者の入り口をくぐるだけでも

勇気がいるんですね

ただ

Aさんも
奥歯がないこと
噛めない事の弊害はよくわかっておられます

歯が無くなることは
やはり良くないことです

お口の中だけでは問題は終わりません

これを読んでいる方も
歯が無くなることで

健康寿命を大きく左右する
見た目も年老いてくる
ということをわかっていただきたいです!

①健康寿命が短くなる

東北大学大学院歯学研究科の松山祐輔歯科医師は
高齢期に保持できている歯の本数が多い人は
健康で長生きであることを明らかにしました。

今回、全国24自治体の要介護認定を受けていない高齢者を追跡したデータを分析し
要介護になる前の歯の本数と
寿命・健康寿命(日常生活に制限のない期間)
要介護でいる期間の関連を調べました。

その結果

自分の歯が多く保たれている人は
自分の歯が0本の人にくらべ
寿命が長いだけではなく
健康寿命が長く
要介護でいる期間が短いことがわかりました

これにより歯の健康を保つことが、健康寿命の延伸と要介護でいる期間の短縮に寄与する可能性が示されました。
この研究成果は、2017年6月13日米国科学誌Journal of Dental Researchに掲載されました。

ポイント

  • 高齢者を追跡した大規模データを分析し、要介護になる前の歯の本数と、寿命・健康寿命(日常生活に制限のない期間)・要介護でいる期間の関連を調べた。
  • その結果、自分の歯が多く保たれている人は、寿命が長いだけではなく、健康寿命が長く、要介護でいる期間が短かった。
  • 歯の健康を保つことが、健康寿命の延伸と要介護でいる期間の短縮に寄与する可能性

 

この研究結果では歯がない方の方が
人生の終末期に
寝たきりになってしまう期間が長い

という結果です

重い荷物を持つときは
歯を食いしばります

年を取ると
筋肉量が少なくなるので

立つこと
生活をすることも少しずつ難しくなります

その時に歯がないと
踏ん張りがきかないので

転倒して
大腿骨骨折(腰のあたり)

そこから入院して
歩けなくなり
寝たきり生活へ…

寝たきりは本当につらいものです

寝たきりになると

刺激がなくなるので
間違いなく痴呆になります

そして

自分の意志で動けないまま

楽しかった記憶もないまま

色々なチューブやバンドに繋がれて

病院で死を迎えることは
本当につらいことです

出来るなら

死ぬ前の日まで
家で生活して
好きなことをして

次の日の朝
自分の布団で
あっさりと死んでいる…

そんな死に方を希望される方は
多いのではないでしょうか?

私ももちろんその一人です

ちなみに
Aさんも同じ考えでした

いつまでも
元気でいるためには

特に強い力を支える
奥歯が欠かせないのです!

②歯がないと骨格も変わる

寝たきりになった方の手や足は
すごく細くなります

それは筋肉を使っていないからです
筋肉は使わないと細く弱くなります

お口の周りの筋肉も同じです

奥歯がないと
咬めなくなります
噛む筋肉は咀嚼筋と呼ばれ
顔の周りに8つほどあります

それが使われないことで
萎縮し
筋肉は脂肪になります

その結果

顔が細くなり
しわが目立つようになります

更に
咀嚼筋の周りの
飲み込む筋(嚥下筋)も弱ってくるので

顎がたるみ
ぼーっとした顔になります

Aさんは両方の奥歯がありません

65歳ですから
まだまだ元気ですが

これから何があるかわかりません

大きな病気をしたり

入院などが長くなると
奥歯がないので
食事も満足に摂れず

急激に衰えてくる可能性もあります

右だけ歯がないんだけど
噛めるから大丈夫!

っていう方もおられます

しかし
それは間違いです

片方だけ噛めないと
その片方だけの筋肉が発達して
反対側が痩せてきます

その結果
顔が非対称になり歪んできます…

 

歯が抜けている時間が長いと
そのぶんお口に現れる変化が大きくなります

見た目の印象もかなり変わってくるので
歯が抜けてしまったら早めに相談しましょう

③奥歯がないと前歯が抜ける

Aさんは前歯はありますが
上の両奥歯がありません

今のところ問題はないようですが

遅かれ早かれ
前歯が抜けて来るでしょう

なぜか?

前歯の形を見てもわかるように
前歯は食べ物を

かみちぎる
引きちぎる
ための歯だからです

決して

野菜を
すりつぶしたり

重い荷物を持つとき
立ち上がるときに
身体を支える歯ではありません

そんな強い力がかかり続けると

いつか力に負けて

グラグラになり
抜けてきます

奥歯を作ることは
前歯を守ることにもなるのです

④より良い治療をお勧めします

歯が無くなるのは怖いことだ
治した方が良い

ということは
お分かりいただけたと思います

しかし
歯の治療といっても
本当にたくさんの治療法があります

特に日本には
国民皆保険制度があり

保険で治療を行うことができます

保険治療は素晴らしい治療です

とにかく安く
歯を治療することができます

しかし
保険治療は最低限度を保証するものであり
最高の治療ではありません

そのことは認識しておかないといけません
保険適用の入れ歯は噛む力が弱くなります

筋肉や骨へ刺激が届きにくくなるため
口元が衰えやすくなります。

素材も厚みがあるので
外から見たときに
口が盛り上がって見えてしまう可能性もあります

自費の入れ歯なら
保険適用のものよりも薄くて丈夫な素材

また
インプラント治療のような

歯と同じような感覚で噛めるような治療法もあります
よりご自分のお口に合った入れ歯が手に入るので
素材の厚みや
噛み合わせの悪さによる
見た目の変化も防ぐことができるのです

歯の治療はすべてハンドメイドです

歯科医師
歯科衛生士
歯科技工士

色々な人の手がかかって
修復物が作られます

費用と手間はかかるでしょうが
その手間暇をかけてこそ

自分の口に入れるにふさわしい
修復物になるのではないでしょうか?

もちろん保険治療でも
手間暇はかかっていますが

費用が違うということは
品質が違います

100円ショップに
職人が作ったものは置いていません

使い捨てなら何でもよいかもしれませんが

自分の体の中に入るもの

じっくり考えた方がよさそうですね

どの年代の方も

ご自身の歯で
左右均等にきちんと噛めることが
長生きの秘訣です

歯は
悪くならないのが最高です

歯がなくならないように

定期的に虫歯予防処置
歯周病予防処置を受ける必要があります

悪くなった時も
出来るだけ早期治療を行うことが
悪化を防ぎます

しかし

Aさんのように

不幸にして歯が無くなる
ということはあります

無くなってしまったら
出来るだけ早く
治療の必要があります

では

どのように治療をするか?

費用はいくらかかるのか?

期間はどのくらいか?

耐久性はどうなのか?

説明していきましょう!

医療費控除の説明はこちら

投稿者プロフィール

高松
高松院長
たかまつファミリー歯科医院のスタッフです。
治療終了時に喜んで笑顔になって頂けるよう全力を尽くします。
どんな些細なことでもご相談ください。
きっと納得できるような良いアドバイスができると思います。
プロフィール詳細はコチラ

検索